2022-01-10

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消滅していく小規模受託機械設計事務所 日本の物つくりの時代の終焉の始まりが来たようだ

今年はオミクロンで始まりました。余りパッとしない機械設備業界。団塊世代が定年退職し、受託の機械設計事務所も老化の波に逆らえず段々減少しているようです。もともと受託機械設計は儲からず儲けているのは大企業に大量に設計技術者を送り込んでいる派遣業務型設計事務所のみです。受託機械設計は時間給も床屋さんほどにはもらえず、しかも不安定、経済の波にいつも翻弄されているハイリスクローリタ-ン業です。しかも結構なスキルを要求される。これでは若者がこの業務に就くはずもなく、やがて消滅していくのではと思われる。  この理由にはいろいろある。まず儲からないのが最大の原因だろう。ある程度の売り上げをコンスタントにあげるには慣れた顧客の仕事で、かつリピ-トものをコンスタントに受注しないとダメなようだ。ちょつとワ-クの一部の形状が変わったとか、一部加工工程が変更されたとかいう前例資料付の設計ならば設計内容は事前に予想されるので、後はやっつけ仕事。こういうのが工数が貰えて売り上げがあがる。こういうリピ-ト設計は余り高度...
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